50代でも、筋トレを始める意味はある

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人に筋力トレーニングを週2〜3日行うことが推奨されています。筋トレは若い人だけのものではなく、日常生活を支える筋力を保つための選択肢のひとつです。

ただし「週2〜3日やらなきゃ意味がない」という話ではありません。同ガイドも、個人差を踏まえて強度や量を調整し、可能なものから取り組むことを基本にしています。運動習慣がない人なら、まず始めて続けられる形をつくることが大切です。

キャプテンジムが大切にしている順番整える → 動かす → 鍛える → 日常へ

運動初心者ほど、いきなり追い込まなくていい

私は2017年からパーソナルトレーナーとして、累計500名以上の身体づくりに関わってきました。40代・50代の方からよく聞くのが、「ジムに行ったら重いものを持たされそう」「若い人についていけなさそう」という不安です。

でも、運動経験が少ない人ほど最初に必要なのは“限界まで頑張ること”ではありません。身体の動きやすさ、姿勢、関節の動き、今までの運動歴などを確認して、無理のないところから始めます。

キャプテンジムでは、ストレッチなどで身体を整え、CoreCradleやバランス系の運動で身体を動かし、そのうえでスクワットやマシン、ダンベルなどを使った筋力トレーニングにつなげています。

目標は「筋トレが上手になること」ではない

50代からの身体づくりで私が大切だと思うのは、トレーニングそのものをゴールにしないことです。

階段を楽に上りたい。旅行を楽しみたい。休日に歩き回りたい。海や山へ行きたい。10年後も自分の足で好きな場所へ行きたい。筋トレは、そのための手段です。

だから「何kg持ち上げたか」だけではなく、身体が変わることで、人生の選択肢が増えたかを大切にしています。

じゃあ、何から始めればいい?

運動をほとんどしていないなら、最初から完璧なメニューを組む必要はありません。日常で歩く時間を少し増やす、長時間座りっぱなしを減らす、自分に合った簡単な筋トレを始める。そこからで十分です。

一方で、運動によって悪化する痛みがある、治療中の病気がある、医師から運動について指示を受けている場合などは、自己判断で負荷を上げず、必要に応じて医師などに相談してください。

50代は「もう遅い」ではなく、これからの10年を考えるタイミング

「もっと早く始めればよかった」と思うことはあるかもしれません。でも、過去には戻れません。だったら、今日からできることを一つ始める。

今が、これからの人生で一番若い日。

キャプテンジムは、運動が得意な人だけの場所ではありません。「何をすればいいか分からない」というところから、一緒に身体づくりを始めるジムです。

参考資料

厚生労働省 e-ヘルスネット「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」推奨シート:成人版

厚生労働省 e-ヘルスネット「筋力トレーニングについて」

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